本作はハンセン病の回復者・宮崎かづゑを追ったもの。宮崎は10歳で瀬戸内海にある国立ハンセン病療養所・長島愛生園に入所してから約80年、島で暮らしてきた。病気の影響で手の指や足を切断し、視力もほとんど残っていないが、周囲の手を借りながら自分で買い物や料理を行っている。76歳のときにパソコンを覚え、84歳になって初の著作となる「長い道」を出版した。
本作はハンセン病の回復者・宮崎かづゑを追ったもの。宮崎は10歳で瀬戸内海にある国立ハンセン病療養所・長島愛生園に入所してから約80年、島で暮らしてきた。病気の影響で手の指や足を切断し、視力もほとんど残っていないが、周囲の手を借りながら自分で買い物や料理を行っている。76歳のときにパソコンを覚え、84歳になって初の著作となる「長い道」を出版した。